やすらぐ自然を追い求めて・ブログ編

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筑波実験植物園・2017年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2

前回(筑波実験植物園・2017年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1)の続きです。
前回は、アミモジゴケ(モジゴケ科)(詳細→国立科学博物館プレスリリース)のお知らせを~。
今回は園内の絶滅危惧植物温室、中央広場、生命を支える多様性区の絶滅危惧植物区などで見られた貴重な植物を~。

※【筑波実験植物園について】
筑波地区には、筑波実験植物園(一般に公開)と標本庫(一般には非公開)があります。筑波実験植物園では、生きた多様な植物を収集・保全し、絶滅危惧種を中心とした植物多様性保全研究を推進しています。
収集保全している植物をもとに、日本および世界の様々な植生環境を再現し、植物の形態や生態の多様性を体験的に学習できるよう展示植栽を行っています。
自然の景観と植物多様性を凝縮した約14 万㎡の園内には、中部日本等の植物が屋外に植栽され、世界の熱帯や乾燥地、熱帯降雨林などを代表する植物を植栽した施設があり、心身に憩いを与える場としても工夫しています。特に、日本を中心としたアジア地域の植物コレクションが充実し、植物学全般に関わる高度な学習および研究の場としてふさわしい環境を提供しています。
標本庫には150万点を超える標本を収蔵し、国内外の研究者に利用されています。標本は分類群ごとに保管され、維管束植物標本庫には、種子植物とシダ植物約90万点の押し葉標本を、コケ類標本庫には約20万点の標本を収蔵しています。大型藻類は約3万5千点を数えます。微細藻類の多くは、多種が混在した液浸状態で保管され、世界各地から採集された標本は4700点にのぼります。菌類は約21万点、地衣類は約15万点、変形菌は約5万7千点の標本を収集保管しています。これらの植物標本の適切な管理とさらなる活用を図るため、データベース化が進められています。
(国立科学博物館 筑波実験植物園より)
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貴重なホシクサ~埼玉県越谷市で発見されたコシガヤホシクサ(ホシクサ科・野生絶滅 (EW))が見られました~。
(昭和13年に旧越ヶ谷町の元荒川付近で発見)

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(↑画像クイックで拡大)

◆基本情報
 一年生の水生植物で、埼玉県越谷市、茨城県下妻市の2カ所でのみ確認されています。種名の由来は、最初に発見されたのが埼玉県越谷市であったことと、またホシクサとは非常に小さいのですが星形の花をつける仲間の総称(ホシクサ属)からきています。
 埼玉県越谷市元荒川で発見された後、まもなく確認できなくなり長らく絶滅したと考えられていましたが、1975年に茨城県下妻市の砂沼(さぬま)で再発見されます。砂沼は農業用の溜め池として利用されていて、春〜夏は水を溜め、農業用水としての需要がなくなる秋季以降は水位を下げる水管理がなされていました。コシガヤホシクサは水位が高い春〜夏は水中ですごし、秋頃に水位の低下と共に花のついた茎を水面上に出して結実するという、水位変動に応じたサイクルで生育していました。
 しかし全国的な水不足となった1994年に、砂沼は年間を通じて溜水させておく水管理に切り替えられたため、花茎が水中に没したまま結実できず、 翌年には姿を消してしまいました。このように野外で絶滅してしまったコシガヤホシクサですが、幸いなことに絶滅前に地元の保護活動家が救出していて、この個体を元に筑波実験植物園にて栽培・増殖がなされていました。
(環境省ホームページより)

※【コシガヤホシクサの野生復帰を目指して】(発見地・越谷市)
越谷市では、国立科学博物館筑波実験植物園から種子の提供や技術指導を受けながら、平成23年から越谷市農業技術センターにおいてコシガヤホシクサの栽培を行っています。この栽培によって、「コシガヤホシクサという種しゅ」を保存するとともに、野生復帰の取り組みに必要とされる種子の増殖を行うものです。
(越谷市公式ホームページより)

それでは、筑波実験植物園の模様を...。(↓[筑波実験植物園・2017年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2]の続きを読む...をクイックでご覧下さい)

↓以前のブログ
【2015年】
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2015年11月3日撮影
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2015年11月3日撮影
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part3・2015年11月3日撮影

【2014年】
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part3・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part4・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2014年5月18日撮影
筑波実験植物園・2014年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2014年5月18日撮影
日本の固有植物展・2014年5月編(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2014年5月18日撮影

【2013年】
筑波実験植物園・2013年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2013年5月4日撮影
筑波実験植物園・2013年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2013年5月4日撮影
クレマチス園公開・2013年5月編(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2013年5月4日撮影

【2011年】
日本の固有植物展(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2011年11月3日撮影

【2009年】
世界最大のラン(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2009年12月20日撮影

現地案内→国立科学博物館 筑波実験植物園

(2017年11月3日撮影)

Twitterのタイムラインを表示しています。


貴重なコシガヤホシクサ(ホシクサ科・野生絶滅 (EW))~いつか開花したときに。
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絶滅危惧植物温室へ~。
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目の前にも絶滅危惧植物が...。(p_-)自分にはまだ見分けができず...。
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アタシカカナワラビ(オシダ科・日本固有種・絶滅危惧ⅠA類(CR)・三重県分布)。
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温室内へ~。
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絶滅危惧種のカテゴリーです。
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(↑画像クイックで拡大)

まずは、この二つの絶滅危惧植物~ヒメバラモミ(マツ科・日本固有種・絶滅危惧Ⅱ類(VU))、アマミカジカエデ(カエデ科・絶滅危惧ⅠA類(CR))。
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八ヶ岳・南アルプスの標高1000m~2000mに分布するヒメバラモミ(マツ科・日本固有種・絶滅危惧Ⅱ類(VU))~以前、八ヶ岳で見たかどうか(・・?
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2000年に奄美大島で発見されたカエデの1種~アマミカジカエデ(カエデ科・絶滅危惧ⅠA類(CR))。
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以前アップした(筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・・2015年11月3日撮影)シビイタチシダ(オシダ科・野生絶滅(EW))...。
2007年に絶滅したと思われていましたが、鹿児島県の個人宅とここ筑波実験植物園で、生存が確認されました。
2010年に培養され、ドンドン生育しています。今後は他の植物園でも見られる予定です。
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マルバハタケムシロ(キキョウ科・琉球列島の固有種・絶滅危惧ⅠB類 (EN))が見られました~。
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生命を支える多様性区の絶滅危惧植物区へ~。
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(↑画像クイックで拡大)

キクタニギク(キク科・準絶滅危惧(NT))。
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アシズリノジギク(キク科・日本固有種)。
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クワイバカンアオイ(ウマノスズクサ科・屋久島固有種・絶滅危惧Ⅱ類(VU))。
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イトラッキョウ(ヒガンバナ科もしくはユリ科・準絶滅危惧(NT)・長崎県分布)。
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とても綺麗な色合いのタイワンホトトギス(ユリ科・絶滅危惧ⅠA類(CR))~いままで見た園芸品種よりも綺麗に~。
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数々の貴重な植物~この時期に開花していない植物も気になりました。(p_-)
いつか開花が見られる季節にも...。

筑波実験植物園での植物は、まだまだあります~。
この続きはまた~。

↓以前のブログ
【2015年】
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2015年11月3日撮影
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2015年11月3日撮影
筑波実験植物園・2015年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part3・2015年11月3日撮影

【2014年】
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part3・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年11月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part4・2014年11月3日撮影
筑波実験植物園・2014年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2014年5月18日撮影
筑波実験植物園・2014年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2014年5月18日撮影
日本の固有植物展・2014年5月編(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2014年5月18日撮影

【2013年】
筑波実験植物園・2013年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part1・2013年5月4日撮影
筑波実験植物園・2013年5月編(国立科学博物館・茨城県つくば市)Part2・2013年5月4日撮影
クレマチス園公開・2013年5月編(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2013年5月4日撮影

【2011年】
日本の固有植物展(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2011年11月3日撮影

【2009年】
世界最大のラン(筑波実験植物園・茨城県つくば市)・2009年12月20日撮影

現地案内→国立科学博物館 筑波実験植物園

(2017年11月3日撮影)
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  1. 2017/11/06(月) 22:50:04|
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山野草や園芸品種の花々・山岳風景・清流の川や滝など色々な自然風景を見にドライブで周遊することが好きな自分です。
主に関東周辺を撮影エリアとしています。
様々な自然のなかに入るたびに、果てしない自然の奥深さ、美しさに感動します~(^^)

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